自転車の組みたて&ケミカルについて
- 2014/02/21
- 15:41
よくよく考えると自転車を組む際にはケミカルって結構使うよなぁ~って事で少し書こうかと・・・。
今日も色々とご注文頂きありがとうございます。
先週くらいから急に忙しくなってきて、なんだか組みたてに追われてますが、今日組んだESCAPE R3でちょっと写真を・・・。

まあ、トルクレンチを使うのは当然として・・・。
例えばこれ

ブレーキレバーの角度やグリップの角度などは好みの問題もあり、正解はない部分なのですが、ある程度どの方が乗っても握りやすい、操作しやすいって言う角度があると思うんです。
もちろん乗られる方の身長とかによっても異なるのですが、当店は初めてスポーツバイクに乗られると言う事でご購入頂くお客様も多いので、最初はこれが絶対に乗りやすいであろうと言う事で、決めてる角度があるんですね。
例えばESCAPEなどのクロスバイクですと、500mm(M)などでは、ブレーキレバーは27~28度の角度、465mm(S)ですと25度、430mm(XS)とかですと23~24度の角度で組んでます。
そしてESCAPEなどのグリップは真ん丸のグリップではなく手のひらが痛くないような形状になってるんです。
その為、ここの角度でも手の疲れ具合が結構変わってくるのですが、当店では平らな部分で15度になるように組んでます。

もちろん正解は無い部分で、好みの部分が大きく表れる部分です。
クロスバイクでもロードバイクでもサドルの高さ云々ってのは、高さとサドルの前後の位置だけですが、ハンドル回りと言うのは、ハンドルの角度、ロードならブラケットの位置、クロスならレバの角度、シフトレバーの角度など、結構いじれる部分が多いのです。
あれ・・・ケミカルの事を書こうと思っってたのに・・・。
さてどの自転車を組むのかによって使うケミカルは異なってきますが、さっき組んだESCAPE R3では以下のケミカルを使いました。あ、仕上げのポリッシュの写真忘れてる・・・。

例えばこれ・・・。当店の秘密兵器です。

インナーワイヤーの動きをよくする為に中に少し注入します。
この白いものは一応秘密の液体って事で・・・(笑)
そしてインナーにはシマノのケーブルグリスを塗ります。


そして通常はカーボンパーツなど使用する際は、少ないトルクで摩擦抵抗を揚げる事が出来るフィニッシュラインのファイバーグリップやFSAのカーボンコンパウンドなどを使用するのですが、ESCAPE R3のシートクランプって結構締め付けが弱かったりするので、混ぜてちょっとシートポストに塗って使う事があります。
それ以外にネジの焼き付き防止とか、ブレーキアーチの動きが悪かったので、グレサージュ使ったり、よくよく考えると結構色々な種類のケミカルって使いますねぇ~(*^_^*)
自転車によっても変わってきますが・・・。
またネジに関してはどんなネジにでもグリスを塗ったら良いってものでもありません。正確なトルク管理が出来なくなるので・・・。
さて残りの自転車を組みます(*^_^*)
今日も色々とご注文頂きありがとうございます。
先週くらいから急に忙しくなってきて、なんだか組みたてに追われてますが、今日組んだESCAPE R3でちょっと写真を・・・。

まあ、トルクレンチを使うのは当然として・・・。
例えばこれ

ブレーキレバーの角度やグリップの角度などは好みの問題もあり、正解はない部分なのですが、ある程度どの方が乗っても握りやすい、操作しやすいって言う角度があると思うんです。
もちろん乗られる方の身長とかによっても異なるのですが、当店は初めてスポーツバイクに乗られると言う事でご購入頂くお客様も多いので、最初はこれが絶対に乗りやすいであろうと言う事で、決めてる角度があるんですね。
例えばESCAPEなどのクロスバイクですと、500mm(M)などでは、ブレーキレバーは27~28度の角度、465mm(S)ですと25度、430mm(XS)とかですと23~24度の角度で組んでます。
そしてESCAPEなどのグリップは真ん丸のグリップではなく手のひらが痛くないような形状になってるんです。
その為、ここの角度でも手の疲れ具合が結構変わってくるのですが、当店では平らな部分で15度になるように組んでます。

もちろん正解は無い部分で、好みの部分が大きく表れる部分です。
クロスバイクでもロードバイクでもサドルの高さ云々ってのは、高さとサドルの前後の位置だけですが、ハンドル回りと言うのは、ハンドルの角度、ロードならブラケットの位置、クロスならレバの角度、シフトレバーの角度など、結構いじれる部分が多いのです。
あれ・・・ケミカルの事を書こうと思っってたのに・・・。
さてどの自転車を組むのかによって使うケミカルは異なってきますが、さっき組んだESCAPE R3では以下のケミカルを使いました。あ、仕上げのポリッシュの写真忘れてる・・・。

例えばこれ・・・。当店の秘密兵器です。

インナーワイヤーの動きをよくする為に中に少し注入します。
この白いものは一応秘密の液体って事で・・・(笑)
そしてインナーにはシマノのケーブルグリスを塗ります。


そして通常はカーボンパーツなど使用する際は、少ないトルクで摩擦抵抗を揚げる事が出来るフィニッシュラインのファイバーグリップやFSAのカーボンコンパウンドなどを使用するのですが、ESCAPE R3のシートクランプって結構締め付けが弱かったりするので、混ぜてちょっとシートポストに塗って使う事があります。
それ以外にネジの焼き付き防止とか、ブレーキアーチの動きが悪かったので、グレサージュ使ったり、よくよく考えると結構色々な種類のケミカルって使いますねぇ~(*^_^*)
自転車によっても変わってきますが・・・。
またネジに関してはどんなネジにでもグリスを塗ったら良いってものでもありません。正確なトルク管理が出来なくなるので・・・。
さて残りの自転車を組みます(*^_^*)
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