Jプロツアー第3戦 タイムトライアル南紀白浜
- 2014/04/25
- 10:12
JBCF タイムトライアル南紀白浜
Jプロツアー第3戦
日付:2014年4月19日(土)
開催地:和歌山県西牟婁郡白浜町 旧南紀白浜空港跡地
距離:15km(1.5km × 10周回)
天候:晴れのち曇り 気温15℃
出走選手:4名 永良大誠、安原大貴、セバスチャン・モラ、アイラン・フェルナンデス
シリーズ唯一のチームタイムトライアル。
付与ポイントが高く、またチームの連携や実力の見せどころでもあり注目度が高い。
この時季の開催が恒例となりつつあるが、毎年海辺の強風との戦い。
距離は過去よりほぼ同じ15km。昨年のトップタイムは周長2.5mで19分55秒55。1.5kmで20分00秒33。
今回は周長が1.5kmと昨年の周長2.5kmより大きく変更。
ラップトップ予想は2分だが、コースレイアウトの影響は考えられる。
1ヒート3チームで1分差スタート。ラップタイム予想と分差が一致してしまう恐れあり。
1チーム目と3チーム目はペースが近ければ並走が予想されてしまう。
過去に行った1.5kmコースの時は1ヒート2チームなので1分差設定で適正。
3チームの場合、適正距離を考えると40秒間隔くらいの設定ではないか?事前シュミレーションには疑問あり。
そもそも3チーム目は1チーム目との距離を空けられないままスタートする設定だ。
片面750m弱でコーナー折り返し、これをどう対処するのかスタート前から不安が残る。
マトリックスは最終ヒート1番目、この不安が的中しないことを願う。
当日の天候は晴れ、やはり風がかなり強い。
出走19チーム、10チーム目までは23分台。やはり過去より2分以上タイムが遅いのはコースレイアウトか。
11チーム目のシエルヴォ奈良 MIYATA-MERIDA サイクリングチームが22分40秒を出し、後半チームは22分台の争いに突入する。
那須ブラーゼンが22分14秒を叩き出し、いよいよ最終ヒートへ。
マトリックスは少数精鋭4名出走。ラップタイムを2分12秒切る目標。
風は変わらず強いが、それ以上にモラの気合いが入っている。
チーム集中してレーススタート。
順調なスタート、スムーズにスピードを上げていく。強豪の宇都宮ブリッツェン、Team UKYOが続きスタートする。
マトリックスはラップ2分13秒前後で周回を重ねる。しかしTeam UKYOが思いの他ペース上がらない。
4周回目辺りでついに追いついてしまった。パスをしにかかるが、意識したUKYOは粘り並走することとなってしまう。
3チーム混走が故か、ラップタイムの強者判断がわからなくなっている様子。移動審判からも明確な誘導が入らない。
マトリックスは非常にペースを乱す状態。
一度はパスしてペースを上げるが、この影響か永良が切れて3名となってしまう。
この6周回目は2分9秒のトップタイム。
3名となりペースが2分12秒台へ落ちる。これでまたTeam UKYOが追いついてきてしまい、並走。
なんとも困難な状況が続きながらもラストへ向けてペースを上げ、22:11:88暫定トップでゴール。
しかし直後最終ゴールの宇都宮ブリッツェンは22:10:03、マトリックスは暫定2位へー
この後、並走についての審議が入り、Team UKYOとともにタイムペナルティ。悔しい降着判定となってしまった。
しかし、モラにリーダージャージが還ってきた。
気持ちを切り替え、翌日のクリテリウムでの挽回を狙う。
【監督コメント】
うちの選手は絶対違反はせん
【順位】
1位 宇都宮ブリッツェン 22分10秒03
2位 那須ブラーゼン +4秒
3位 シマノレーシング +19秒
4位 CROPS × championsystem +22秒
5位 イナーメ信濃山形 +28秒
6位 マトリックスパワータグ +29秒(ペナルティ+28秒)
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