ツアー・オブ・ジャパン(UCIアジアツアー2.1) 第3ステージ南信州
- 2014/05/23
- 14:09
ツアー・オブ・ジャパン(UCIアジアツアー2.1)
第3ステージ南信州
日付:2014年5月20日(水) ※全6ステージ 2014年5月18日(日)~5月25日(日)
開催地:長野県飯田市上飯田
距離:148.0km(12.2km × 12周回) HSが3回、KOM2が3回
天候:雨 気温17℃
出走選手:5名 ベンジャミン・プラデス、セバスチャン・モラ、アイラン・フェルナンデス、安原大貴、和田力
激しいアップダウンにテクニカルな下り、厳しいコースで知られている。
KOMはレベル2、山岳賞ポイントは昨日のKOM3より高い。
総合/ステージ、各チームの狙いは様々。展開も様々。
今回はその上に生憎の雨天、気温も低く過酷さを増すコンディションとなった。
生憎の雨。。。レッドジャージを着てスタートするアイラン
マトリックスは昨日のタイム差を縮めるべく、アイラン、ベンジャミンを中心に登坂コースへの体制で臨む。
リアルスタート直後からアタックが散発的にかかる中、早々に6名の逃げができる。
エドワード・レイヴラック(ラファコンドールJLT)
エリック・シェパード(OCBCシンガポールコンチネンタルサイクリング)
トマス・ラボウ(OCBCシンガポールコンチネンタルサイクリング)
内間康平(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)
入部正太郎(シマノレーシング)
ウィリアム・シミット(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)
山岳賞総合3位につけていたラボウはKOMを2回獲り、山岳賞総合1位を決める。
2回目のKOM通過後、メインからラファ コンドール JLTが飛び出し、チーム総力を上げて逃げ6名を追い吸収。
この動きで集団は分裂、先頭は再編され30名ほど。ここにマトリックスはベンジャミンのみが乗る。
他はラファ、ランプレ、ヴィーニ、タブリーズ、アヴァンティ、アンカーなど複数名入っており、ベンジャミンは厳しい状況。
アタックの度に動き先頭グループ落ち着かない。
3回目のKOMへ向けてヒュー・カーシー(ラファコンドールJLT)がアタック、単独逃げる。
追走の動きが止まない中、ベンジャミンは集団待機。ここで3名が追走をかける。
トマ・ルバ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)
ピエールパオロ・デネグリ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)
リム・ディヴィス(アヴァンティレーシングチーム)
3名は逃げていたカーシーを吸収。更にトマとデネグリがアタック、先頭は2名で残り2周回。
勝負は2名に絞られゴールへ。2名でのスプリントをデネグリが制し優勝、トマが続く。
ベンジャミンらのグループはバラけ、各々がゴールへ向け単独追走。
ベンジャミンは5分25秒遅れで17位ゴール。
アイラン、モラ、大貴、和田を含むメイン集団は21分という大きな遅れでゴールした。
この結果、個人総合順位は大きく入れ替わる。決め手となる富士山ステージへの序章となった。
マトリックスはベンジャミンが6分差で総合25位。アイランの山岳賞は2位へ後退したが6ポイントの差。
順位を上げるべく、富士山へ臨む。
《ステージ結果》
1位 ピエールパオロ・デネグリ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)
2位 トマ・ルバ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)+2″
3位 グレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)+1’13″
17位 ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)+5’25″
75位 セバスチャン・モラ(マトリックスパワータグ)+21’00″
76位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)+21’00″
77位 和田力(マトリックスパワータグ)+21’00″
78位 安原大貴(マトリックスパワータグ)+21’00″
《個人総合》
1位 ピエールパオロ・デネグリ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)7:46’11″
2位 トマ・ルバ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)+0’12″
3位 グレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)+1’12″
25位 ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)+6’03″
49位 セバスチャン・モラ(マトリックスパワータグ)+21’07″
76位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)+21’46″
78位 安原大貴(マトリックスパワータグ)+22’04″
81位 和田力(マトリックスパワータグ)+23’58″
《ポイント総合》
1位 グレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)
《山岳賞総合》
1位 トマス・ラボウ(OCBCシンガポールコンチネンタルサイクリング)21P
2位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)15P
3位 入部正太郎(シマノレーシング)8P
《チーム総合》
1位 ヴィーニファンティーニ・NIPPO
photo by Hideaki TAKAGI
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