ツアー・オブ・ジャパン(UCIアジアツアー2.1) 第4ステージ富士山
- 2014/06/02
- 10:34
ツアー・オブ・ジャパン(UCIアジアツアー2.1)
第4ステージ富士山
日付:2014年5月22日(金) ※全6ステージ 2014年5月18日(日)~5月25日(日)
開催地:静岡県駿東小山町須走 ふじあざみライン
距離:11.4km(平均勾配10%、最大勾配22%) フィニッシュKOM1
天候:雨 気温17℃
出走選手:5名 ベンジャミン・プラデス、セバスチャン・モラ、アイラン・フェルナンデス、安原大貴、和田力
ツアー中、最も厳しい第4ステージ富士山。このツアーレースの決め手とも言われる。
しかし、既に前日の南信州で大きなタイム差がつき、総合上位はかなり絞り込まれてきた。
ふじあざみライン11.4kmを登る、集団スタートのヒルクライムレース。
TOJでは例年、このステージが総合の決め手となる。
フィニッシュがKOM1となり、10位までに高いポイントがつく。山岳賞総合もほぼこれで確定するであろう。
マトリックスはベンジャミンが6分差の総合25位。まだまだ上げるチャンスがある。
チームも少しでもタイムを上げるべく、この山頂を目指す。
リアルスタート早々からタブリーズが積極的に動きハイペースな展開。
ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリースペトロケカルチーム)が単独逃げる。
続き、 ガーデル・ミズバニ・イラナグとアミール・コラドゥーズハグ(タブリースペトロケカルチーム)
ヒュー・カーシー(ラファコンドールJLT)、ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)
後続は集団、マトリックスは6名ほどの第2集団にベンジャミン、第3あたりにモラがいる。
タブリーズのディゴラゴールが逃げ切り38分51秒のコースレコードで優勝。
後続ばらばら、マトリックスはベンジャミンが2分44秒遅れだが8位ゴール、総合5分22秒差の13位に上がる。
チームは皆が集団内を保ち、中位くらいでゴールした。
総合はピエールパオロ・デネグリから、同じヴィーニファンティーニ・NIPPOのグレガ・ポーレへ。
南信州ステージが影響しているが、ディゴラゴールは一気に17秒差の2位に浮上してきた。
次の伊豆ステージは激しい総合争いが予想される。ベンジャミンもまだ上げるチャンスがある。
《ステージ結果》
1位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリースペトロケカルチーム)
2位 ヒュー・カーシー(ラファコンドールJLT)+1’19″
3位 ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)+1’26″
4位 アミール・コラドゥーズハグ(タブリースペトロケカルチーム)+1’37″
5位 ガーデル・ミズバニ・イラナグ(タブリースペトロケカルチー)+1’53″
6位 グレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)+2’13″
8位 ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)+2’44″
41位 セバスチャン・モラ(マトリックスパワータグ)+7’26″
52位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)+9’17″
54位 和田力(マトリックスパワータグ)+9’48″
55位 安原大貴(マトリックスパワータグ)+9’55″
《個人総合》
1位 グレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)8:28’27″
2位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリースペトロケカルチーム)+0’17″
3位 トマ・ルバ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)+0’22
4位 ホセビセンテ・トリビオ(チーム右京)+1’40″
5位 ピエールパオロ・デネグリ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)+1’51″
6位 アレッサンドロ・ビソルティ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)+3’45″
13位 ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)+5’22″
49位 セバスチャン・モラ(マトリックスパワータグ)+25’08″
58位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)+27’38″
64位 安原大貴(マトリックスパワータグ)+28’34
71位 和田力(マトリックスパワータグ)+30’21″
《ポイント総合》
1位 グレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)
《山岳賞総合》
1位 トマス・ラボウ(OCBCシンガポールコンチネンタルサイクリング)21P
2位 ヒュー・カーシー(ラファコンドールJLT)19P
3位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリースペトロケカルチーム)18P
4位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)15P
《チーム総合》
1位 ヴィーニファンティーニ・NIPPO
photo by Hideaki TAKAGI
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