ツアー・オブ・ジャパン(UCIアジアツアー2.1) 第6ステージ東京
- 2014/06/04
- 04:37
ツアー・オブ・ジャパン(UCIアジアツアー2.1)
第6ステージ東京
日付:2014年5月25(日) ※全6ステージ 2014年5月18日(日)~5月25日(日)
開催地:東京都品川区八潮 みなとが丘埠頭公園
距離:112.7km(14.7km+7.0km×14周回) HSが3回
天候:晴れ 気温28℃
出走選手:3名 ベンジャミン・プラデス、アイラン・フェルナンデス、和田力
いよいよ最終東京ステージ。総合は昨日でほぼ確定、このステージでの見せ場を競う。
都内のパレードから平坦7.0kmを周回する、フィナーレに相応しい華やかなステージ。
今回は出走41名という過去無いほどの少数、また話題のスプリンター達を欠きやや寂しい。
しかし、まだまだスプリント強い選手が残っている。
マトリックスもスプリンターのモラを欠いたのは痛いが、残る3名で最後の勝負。
序盤から2名が抜け、メインには40秒ほどの差で逃げる。
インホン・ヤング(OCBCシンガポールコンチネンタルサイクリングチーム)
トム・モーゼス(ラファコンドールJLT)
逃げはやがてインホン単独となる。
メインは容認するがタブリーズのコントロールのもと状況変化なくレースは進行する。
マトリックスは集団内で静観。
折り返しとなる7周回目、ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー)のアタックにホセビセンテ・トリビオ(チーム右京)が反応し、追走開始。
先頭は3名のパックとなり、先行し続ける。
集団はこれも容認、ラストラップまで射程圏内のタイム差を保ち進行する。
インホンは最後まで逃げ続けることとなった。いよいよラストラップへ。
先頭3名は吸収、集団はドラパックやランプレがトレインを組みゴールスプリントへ。
集団先端では激しいゴールスプリントが始まっている。残り50m辺りからベンジャミンが上がっていき6位でゴール。
優勝はランプレのニッコロ・ボニファジオ、続いてヴィーニのグレガ・ボーレ、ドラパックのウィリアム・クラーク。
総合は、大差タイムを保ったタブリーズのミルサマ・ボルセイディゴラゴールが個人総合優勝。
マトリックスのベンジャミンは総合9位、アイランは山岳賞総合3位でレースを終えた。
ツアー・オブ・ジャパンという、国内最大のステージレースでは、ひと桁での成績はチーム初めて。
ベンジャミンの総合9位は過去最高位!
そして、アイランの山岳賞総合3位と山岳賞ジャージ着用も初めて!
【監督のコメント】
チームとしての過去最高成績、上向きで終えれたことは素直に嬉しい。
戻れば直ぐにUCI熊野のレース、更に上を目指して臨みたい。
最後まで応援ありがとうございました!
《ステージ結果》
1位 ニッコロ・ボニファジオ(ランプレ・メリダ)
2位 グレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)
3位 ウィリアム・クラーク(ドラパックプロフェッショナルサイクリング)
4位 ジャック・ベッキンセール(アヴァンティレーシングチーム)
5位 アンドレア・パリーニ(ランプレ・メリダ)
6位 ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)
10位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
38位 和田力(マトリックスパワータグ)
《個人総合》
1位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリースペトロケカルチーム)15:05’01″
2位 グレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)+1’51″
3位 ガーデル・ミズバニ・イラナグ(タブリースペトロケカルチーム)+3’48″
4位 ホセビセンテ・トリビオ(チーム右京)+4’15″
5位 トマ・ルバ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)+5’13″
6位 ヒュー・カーシー(ラファコンドールJLT)+5’48″
9位 ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)+7’28″
31位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)+32’21″
41位 和田力(マトリックスパワータグ)+48’22″
《ポイント総合》
1位 グレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)
《山岳賞総合》
1位 ヒュー・カーシー(ラファコンドールJLT)32P
2位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリースペトロケカルチーム)27P
3位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)15P
《チーム総合》
1位 タブリースペトロケカルチーム
2位 チーム右京
3位 ラファコンドールJLT
9位 マトリックスパワータグ
photo by Hideaki TAKAGI
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