GIANT(ジャイアント) ESCAPE RXシリーズ 2016年モデルについて
- 2015/09/06
- 11:34
さて、怒涛のようにブログを更新しまくってて、9月に入りすでに116件の更新。多分すべてGIANT(ジャイアント) 2016年モデル関連(爆)
9月1日に自宅の堺を出発し、横浜入りして、翌日の展示会で、展示会場から携帯で怒涛のようにブログをアップしました。
僕のスマホも連続使用で、熱暴走で3回ほど止まってしばらく動かなくなる事態にもなりましたが、来年はもう少し改善できるように今から検討中です。
さてさて、展示会当日は携帯から写真をアップしまくりました。
そして今は当店のホームページにある「GIANT(ジャイアント)2016年モデルの当店在庫と販売価格について」に撮った写真をアップして、ジオメトリーなども掲載して完成次第、ブログにもアップしてますが、とりあえずESCAPE RX3まで終わったので、少し休憩で、ここで小休憩って事で、GIANT(ジャイアント)2016年モデルの各商品の紹介でもしていこうかと思います。
まずは注目が大きく集まっているESCAPE RXシリーズ。
2015年モデルとの違いは大まかに
・ワイヤーケーブルがフレーム内臓になった
・シートポストがD-FUSEになった
・フレームジオメトリーが変更になった
と言うのが大まかな違いなのですが、これ、簡単に書いてますが今年のESCAPE RXシリーズは本間に凄いんです。
まず、ワイヤーケーブルが内臓式になると、通常はフレームの重量増になりやすいのですが、それをフレーム重量で100gの軽量化に成功してるそうです。
それを可能にしたのがジャイアントのFORMING METHODS成型方法
・ダブルバテットおよびトリプルバテットチューブを駆使して、剛性を犠牲にする事なく軽量化を達成。
・プレス製法に加え、ワームフォーミング(高圧の空気を注入する先進のチューブ成型方法。
そして、高圧流体成型技術が複雑な3D形状を実現し、見た目も美しい洗練されたフレームデザインなどを可能にする、フルードフォーミング技術を採用し、パッと見、アルミフレームとは思えない美しいフレームに仕上がってます。
そして、前後方向のしなりで路面からの衝撃を積極的に緩和するD-FUSEシートポストを採用で、乗り心地が各段にアップしてます。
そして、実はあまりわかりにくい部分ですが、もっと大きな部分がジオメトリ部分もあるのですが、バックステーです。
こちらが2015年モデルのESCAPE RX3

こちらが2016年モデルのESCAPE RX3

2016年モデルのほうが、バックステーがカーブしてるのがわかりますかね?
2015年モデルはバックステーがほぼ直線だったのに対し、カーブしております。
このカーブのお蔭で、乗り心地がさらに向上してるのです。
そして単純に乗り心地がよくなってるだけと思いきや、そうでもないのです。
ESCAPE RXシリーズはESCAPE R3のスポーツバージョン。走行性能に磨きをかけたモデルになる訳ですが、今回はフレームの設計の見直しに伴いジオメトリーも結構変わっております。
こちらが2015年モデルESCAPE RXシリーズのジオメトリー
こちらが2016年モデルESCAPE RXシリーズのジオメトリー
まずトップチューブに注目してください。
370mmを除いては、5mmずつトップチューブが長くなっております。
ESCAPE R3と比較するとわかるのですが、下はESCAPE R3 2016年モデル

2016年モデル ESCAPE R3と比較してトップチューブが1cm、
2015年モデル ESCAPE RX3と比較してトップチューブが5mm
長くなってるんですね。
フレームの形状とかD-FUSEシートポストなどで快適性が増したにも関わらずスポーツ走行が可能になるジオメトリーの変更となっております。
シリーズの大まかな違いは・・・。
・ESCAPE RX2はRX3と比較して、カーボンのフォークとカーボンのD-FUSEシートポストが装備です。
そしてメインコンポがRX3がシマノ アルタスやアセラがメインコンポになるのですが、1個上のアリビオとアセラが装備になっております。
そしてRX1は新型の4700シリーズのシマノ ティアグラを装備しています。
それでいて、RX1は定価で1万円の値下げ!!!
RX3はこれだけ物がよくなってるのに価格は据え置き!!!
為替の影響で値上げが続く他メーカーに対し、一部値上げしてるモデルはあるものの、ほとんどで現状の価格を維持してるGIANT(ジャイアント)。
やはり凄いです。
ESCAPE RXシリーズ以外にも、TCRも物凄く良くなってるんです。
ジャイアントがトレック、キャノンデール、スペシャライズド・・・などのメーカーに本気で喧嘩を売りに行ってます。
フレーム剛性を計る機械を設計し、他メーカーと比較して数値化したものだから、今度のTCRシリーズがいかに優れてるがわかります。
それものちのちの記事で。
そして、エアロロードのPROPELシリーズにアルミフレームが登場した事、DEFYのアルミフレームのシリーズにディスクブレーキを装備したモデルが登場した事。
今年の2016年モデルGIANTは本気でやばいです。
GIANTはOEMを積極的に行ってるメーカーで、コルナゴ、トレック・・・その他沢山のメーカーのOEM生産を手掛けており、OEMを含めたら生産数と販売数はかなり前から世界一のメーカーだったのですが、去年?一昨年?GIANTブランド単品でも世界一の生産数と販売数になったものだから、ここからのジャイアントは本当にコストパフォーマンスが最高で、素晴らしい製品がどんどん出てくると思います。
にしても2016年モデルはほんまにやばいです。ほんまに良いモデルが多いです。
ちなににGIANTグループ全体での販売台数は、2014年で660万台だったそうです。売り上げ金額は2400億円。
他の自転車メーカーがどんなのかと言うと・・・。
世界のシマノ、さすがです。3300億円の売り上げで、自転車界では完全なトップです。
その次、ジャイアントの2400億円
TREKが1400億円
メリダが1000億円
国内のサイクルベースあさひさんは445億円
ブリヂストンサイクルは480億円
パナソニックッサイクルテックは288億円
だそうです。
アンカーなどを作ってるブリヂストン、ママチャリなども主力でその金額だから、国内メーカーが台湾メーカーに勝てない理由がそのあたりですね~。資本が違いすぎます。
次はPROPELの事などでも書こうと思います(#^.^#)
9月1日に自宅の堺を出発し、横浜入りして、翌日の展示会で、展示会場から携帯で怒涛のようにブログをアップしました。
僕のスマホも連続使用で、熱暴走で3回ほど止まってしばらく動かなくなる事態にもなりましたが、来年はもう少し改善できるように今から検討中です。
さてさて、展示会当日は携帯から写真をアップしまくりました。
そして今は当店のホームページにある「GIANT(ジャイアント)2016年モデルの当店在庫と販売価格について」に撮った写真をアップして、ジオメトリーなども掲載して完成次第、ブログにもアップしてますが、とりあえずESCAPE RX3まで終わったので、少し休憩で、ここで小休憩って事で、GIANT(ジャイアント)2016年モデルの各商品の紹介でもしていこうかと思います。
まずは注目が大きく集まっているESCAPE RXシリーズ。
2015年モデルとの違いは大まかに
・ワイヤーケーブルがフレーム内臓になった
・シートポストがD-FUSEになった
・フレームジオメトリーが変更になった
と言うのが大まかな違いなのですが、これ、簡単に書いてますが今年のESCAPE RXシリーズは本間に凄いんです。
まず、ワイヤーケーブルが内臓式になると、通常はフレームの重量増になりやすいのですが、それをフレーム重量で100gの軽量化に成功してるそうです。
それを可能にしたのがジャイアントのFORMING METHODS成型方法
・ダブルバテットおよびトリプルバテットチューブを駆使して、剛性を犠牲にする事なく軽量化を達成。
・プレス製法に加え、ワームフォーミング(高圧の空気を注入する先進のチューブ成型方法。
そして、高圧流体成型技術が複雑な3D形状を実現し、見た目も美しい洗練されたフレームデザインなどを可能にする、フルードフォーミング技術を採用し、パッと見、アルミフレームとは思えない美しいフレームに仕上がってます。
そして、前後方向のしなりで路面からの衝撃を積極的に緩和するD-FUSEシートポストを採用で、乗り心地が各段にアップしてます。
そして、実はあまりわかりにくい部分ですが、もっと大きな部分がジオメトリ部分もあるのですが、バックステーです。
こちらが2015年モデルのESCAPE RX3

こちらが2016年モデルのESCAPE RX3

2016年モデルのほうが、バックステーがカーブしてるのがわかりますかね?
2015年モデルはバックステーがほぼ直線だったのに対し、カーブしております。
このカーブのお蔭で、乗り心地がさらに向上してるのです。
そして単純に乗り心地がよくなってるだけと思いきや、そうでもないのです。
ESCAPE RXシリーズはESCAPE R3のスポーツバージョン。走行性能に磨きをかけたモデルになる訳ですが、今回はフレームの設計の見直しに伴いジオメトリーも結構変わっております。
こちらが2015年モデルESCAPE RXシリーズのジオメトリー

![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
370(XXS) | 510.0 | 370 | 125 | 75.0 | 71.0 | 70.0 | 994.9 | 425 | 145~160 |
430(XS) | 530.0 | 430 | 125 | 75.0 | 71.0 | 70.0 | 1014.8 | 425 | 155~170 |
465(S) | 550.0 | 465 | 145 | 74.0 | 72.0 | 70.0 | 1015.7 | 425 | 160~175 |
500(M) | 570.0 | 500 | 170 | 73.0 | 72.0 | 70.0 | 1025.3 | 425 | 170~185 |
555(L) | 590.0 | 555 | 200 | 73.0 | 72.0 | 70.0 | 1045.8 | 425 | 180~195 |
こちらが2016年モデルESCAPE RXシリーズのジオメトリー
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
370(XXS) | 510.0 | 370 | 115 | 75.0 | 71.0 | 70.0 | 994.1 | 425 | 145~160 |
430(XS) | 535.0 | 430 | 125 | 74.5 | 71.0 | 70.0 | 1014.7 | 425 | 155~170 |
465(S) | 555.0 | 465 | 145 | 74.0 | 72.0 | 70.0 | 1020.7 | 425 | 160~175 |
500(M) | 575.0 | 500 | 170 | 73.0 | 72.0 | 70.0 | 1030.3 | 425 | 170~185 |
555(L) | 595.0 | 555 | 200 | 73.0 | 72.0 | 70.0 | 1050.8 | 425 | 180~195 |
※適応身長はあくまでも参考値であり、適合を保証するものではありません。
まずトップチューブに注目してください。
370mmを除いては、5mmずつトップチューブが長くなっております。
ESCAPE R3と比較するとわかるのですが、下はESCAPE R3 2016年モデル

![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
430(XS) | 525.0 | 430 | 125 | 75.0 | 71.0 | 70.0 | 1009.1 | 425 | 155~170 |
465(S) | 545.0 | 465 | 145 | 74.0 | 72.0 | 70.0 | 1010.4 | 425 | 160~175 |
500(M) | 565.0 | 500 | 170 | 73.0 | 72.5 | 70.0 | 1015.0 | 425 | 170~185 |
2016年モデル ESCAPE R3と比較してトップチューブが1cm、
2015年モデル ESCAPE RX3と比較してトップチューブが5mm
長くなってるんですね。
フレームの形状とかD-FUSEシートポストなどで快適性が増したにも関わらずスポーツ走行が可能になるジオメトリーの変更となっております。
シリーズの大まかな違いは・・・。
・ESCAPE RX2はRX3と比較して、カーボンのフォークとカーボンのD-FUSEシートポストが装備です。
そしてメインコンポがRX3がシマノ アルタスやアセラがメインコンポになるのですが、1個上のアリビオとアセラが装備になっております。
そしてRX1は新型の4700シリーズのシマノ ティアグラを装備しています。
それでいて、RX1は定価で1万円の値下げ!!!
RX3はこれだけ物がよくなってるのに価格は据え置き!!!
為替の影響で値上げが続く他メーカーに対し、一部値上げしてるモデルはあるものの、ほとんどで現状の価格を維持してるGIANT(ジャイアント)。
やはり凄いです。
ESCAPE RXシリーズ以外にも、TCRも物凄く良くなってるんです。
ジャイアントがトレック、キャノンデール、スペシャライズド・・・などのメーカーに本気で喧嘩を売りに行ってます。
フレーム剛性を計る機械を設計し、他メーカーと比較して数値化したものだから、今度のTCRシリーズがいかに優れてるがわかります。
それものちのちの記事で。
そして、エアロロードのPROPELシリーズにアルミフレームが登場した事、DEFYのアルミフレームのシリーズにディスクブレーキを装備したモデルが登場した事。
今年の2016年モデルGIANTは本気でやばいです。
GIANTはOEMを積極的に行ってるメーカーで、コルナゴ、トレック・・・その他沢山のメーカーのOEM生産を手掛けており、OEMを含めたら生産数と販売数はかなり前から世界一のメーカーだったのですが、去年?一昨年?GIANTブランド単品でも世界一の生産数と販売数になったものだから、ここからのジャイアントは本当にコストパフォーマンスが最高で、素晴らしい製品がどんどん出てくると思います。
にしても2016年モデルはほんまにやばいです。ほんまに良いモデルが多いです。
ちなににGIANTグループ全体での販売台数は、2014年で660万台だったそうです。売り上げ金額は2400億円。
他の自転車メーカーがどんなのかと言うと・・・。
世界のシマノ、さすがです。3300億円の売り上げで、自転車界では完全なトップです。
その次、ジャイアントの2400億円
TREKが1400億円
メリダが1000億円
国内のサイクルベースあさひさんは445億円
ブリヂストンサイクルは480億円
パナソニックッサイクルテックは288億円
だそうです。
アンカーなどを作ってるブリヂストン、ママチャリなども主力でその金額だから、国内メーカーが台湾メーカーに勝てない理由がそのあたりですね~。資本が違いすぎます。
次はPROPELの事などでも書こうと思います(#^.^#)
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