シマノ FC-R9100 クランク 互換性について
- 2017/03/04
- 00:19
自分のコラテックのロードバイクに現在9000DURA-ACEがついてる訳ですが、知り合いの同業者さんがR9150 Di2のDURA-ACEを買うって言うものだから刺激されて、さすがに電動まで要らないなぁ~って事で、R9100シリーズDURA-ACEを発注したのです。(#^.^#)
で徐々にパーツが届いており、嫁同様にパーツを紹介していこうかと。
まずはクランク。型番はFC-R9100。今回も歯数は52×36Tにしました。長さは170mm。足が短いので167.5mmでも良かったかもしれませんが、まあいいでしょう。
では写真。

箱。やはり立派。箱だけで1.000円くらいしそうな感じです。
開封。

黒いです。
そしてアームが太い!



まず前回のモデルのFC-9000との違いなのですが、新しいFC-R9100は、クランクアームの太さが注目されてますが、
アウターギアの土手の部分も実は厚くなってるのです。
もともと他メーカーと比較しても、フロントの変速に関しては唯一無二の変速性能だったDURA-ACE。
それが、アウターギアの土手の部分が太くなった事で、さらに横からの剛性が強くなり変速性能が向上してます。
そして、インナーギアの位置です。
実はインナーギアが内側にオフセットしてるのです。
わかりやすく言うと、アウターギアとインナーギアの間隔が旧のDURA-ACE、FC-9000よりも広くなってるのです。
それはなぜかというと、最近ではディスクブレーキのロードバイクも増えてきております。
そんな、OLD 142 Disc 410mmのチェーンステーにも対応するようになってるのです。
イメージで言うとこんな具合。

今までのFC-9000DURA-ACE、FC-6800ULTEGRA、FC-5800 105などのグレードは415mm対応だったのですね。
なので、OLD 142 Discなどで、インナートップにすると、アウタの歯先にチェーンが干渉してました。
そこでインナーギアが内側に寄った事で、アウターギアにチェーンが干渉しなくなってるそうです。
という事はです。よく話に出てくる互換性のお話です。
R9100シリーズのDURA-ACE同士だと、当然ながらどの組み合わせでも大丈夫です。
では駄目な組み合わせ、大丈夫な組み合わせです。
今、9000シリーズのDURA-ACE、又は6800シリーズのULTEGRA、又は5800シリーズの105の11速を使ってるけど、
今度のR9100のクランクがカッコいいから、これを取り付けたい。
しかし、この組み合わせはNGです。
FC-R9100のアウターギアとインナーギアの間隔が広く、フロントディレーラーの振り幅が足りないので、インナーギアに入れた際にフロントディレーラーにチェーンが干渉してしまいます。
例えば、5800シリーズ、6800シリーズを使用してて、クランクだけFC-9000DURA-ACEに交換する事は可能です。
同じ幅なので。しかし、FC-R9100は互換性が御座いません。
では逆のパターン。あまり逆の場合はないと思いますが、R9100シリーズで、クランクだけFC-9000とかFC-6800とかの場合。
この場合は振り幅は足りて、L側のアジャスターネジを閉めこんで使えば大丈夫なので、使用できます。
という事は、フロントディレーラーもですが、フロントディレーラーも振り幅が異なりますので、互換性が御座いません。
またリアディレーラーとかフロントディレーラーについても追々書いていきます。
で徐々にパーツが届いており、嫁同様にパーツを紹介していこうかと。
まずはクランク。型番はFC-R9100。今回も歯数は52×36Tにしました。長さは170mm。足が短いので167.5mmでも良かったかもしれませんが、まあいいでしょう。
では写真。

箱。やはり立派。箱だけで1.000円くらいしそうな感じです。
開封。

黒いです。
そしてアームが太い!



まず前回のモデルのFC-9000との違いなのですが、新しいFC-R9100は、クランクアームの太さが注目されてますが、
アウターギアの土手の部分も実は厚くなってるのです。
もともと他メーカーと比較しても、フロントの変速に関しては唯一無二の変速性能だったDURA-ACE。
それが、アウターギアの土手の部分が太くなった事で、さらに横からの剛性が強くなり変速性能が向上してます。
そして、インナーギアの位置です。
実はインナーギアが内側にオフセットしてるのです。
わかりやすく言うと、アウターギアとインナーギアの間隔が旧のDURA-ACE、FC-9000よりも広くなってるのです。
それはなぜかというと、最近ではディスクブレーキのロードバイクも増えてきております。
そんな、OLD 142 Disc 410mmのチェーンステーにも対応するようになってるのです。
イメージで言うとこんな具合。

今までのFC-9000DURA-ACE、FC-6800ULTEGRA、FC-5800 105などのグレードは415mm対応だったのですね。
なので、OLD 142 Discなどで、インナートップにすると、アウタの歯先にチェーンが干渉してました。
そこでインナーギアが内側に寄った事で、アウターギアにチェーンが干渉しなくなってるそうです。
という事はです。よく話に出てくる互換性のお話です。
R9100シリーズのDURA-ACE同士だと、当然ながらどの組み合わせでも大丈夫です。
では駄目な組み合わせ、大丈夫な組み合わせです。
今、9000シリーズのDURA-ACE、又は6800シリーズのULTEGRA、又は5800シリーズの105の11速を使ってるけど、
今度のR9100のクランクがカッコいいから、これを取り付けたい。
しかし、この組み合わせはNGです。
FC-R9100のアウターギアとインナーギアの間隔が広く、フロントディレーラーの振り幅が足りないので、インナーギアに入れた際にフロントディレーラーにチェーンが干渉してしまいます。
例えば、5800シリーズ、6800シリーズを使用してて、クランクだけFC-9000DURA-ACEに交換する事は可能です。
同じ幅なので。しかし、FC-R9100は互換性が御座いません。
では逆のパターン。あまり逆の場合はないと思いますが、R9100シリーズで、クランクだけFC-9000とかFC-6800とかの場合。
この場合は振り幅は足りて、L側のアジャスターネジを閉めこんで使えば大丈夫なので、使用できます。
という事は、フロントディレーラーもですが、フロントディレーラーも振り幅が異なりますので、互換性が御座いません。
またリアディレーラーとかフロントディレーラーについても追々書いていきます。
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