2018年モデル フルクラム レーシングZEROカーボンをCULT化しました。
- 2018/02/28
- 21:30
今日はお客様のご依頼で2018年モデルのフルクラム レーシングZEROカーボンのホイールをCULT化しました。
フルクラム レーシングZEROカーボンのハブですが、通常はUSB(ウルトラスムースベアリング)という、ベアリングのみがセラミック仕様のものが装備されてます。
通常、セラミックのベアリングはグリスなどが必要ありません。しかし、そのセラミック球を受ける球受けなどでグリスが必要なので、結局グリスが必要になってくるのです。
しかし、せっかくのセラミックのベアリング。
重たいグリスを入れると、手で回すとグリスの重たさで重たく感じてしまい、セラミックなのに・・・ってなるので、低粘度のグリスを入れてる事が多いんです。
なので、そんなメーカーは雨の走行の度にオーバーホールしてくださいと書いてるメーカーも。
雨の走行が無くても日本は湿気が多い国。梅雨の期間とか湿気が高いので、そんなの毎回オーバーホールなんかしてられません。
しかしCULTは、トップグレードのBORA ULTRAやレーシングZEROコンペ(金太郎店長、愛用してます)などに採用されているシステムで、玉押し、玉受けまで特殊加工を施した物で、グリスなどが基本的に必要のない物となっております。
その為、回転は非常に軽くなめらかなのです。
カンパ公式テックラボによるとノーマルベアリングよりCULTベアリングのほうが約9倍滑らかな回転を実現できるというう発表になってるみたいです。
さて、早速作業の内容を。





めちゃくちゃカッコいいホイールですね。
さて作業です。

フロントハブはこんな具合。
ばらしていきます。

フロントに関しては5mmアーレンキー2本でここまでばらせます。
ばらしたパーツ。

そしてここからが重要。
専用工具でワンも外していきます。

これを叩いたりして外してるお店もありますが、絶対にしてはダメです。
ワンを外すとこんな具合。

中身はすっからかんです。カーボンのハブのボディだけ。
ここでCULTキットの登場です。この二つで45.000円(゜o゜)



2018年モデルのレーシングZEROカーボンは前後のサイズが違うので、フロント用とリア用があります。
2017年モデル以前のレーシング3とかは前後同じサイズですね。モデルによって異なります。
そしてワンとベアリングを専用工具で圧入していきます。


無事圧入も完了し、めちゃくちゃ軽く回るようになりました(#^.^#)
元々のUSBでも全然スムーズに回りますが、さらに軽く回るようになりました。
CULTは僕もレーシングZEROコンペで使ってますが、出足とかはそこまで実感がないものの、惰性で走ってる際に、なかなかスピードが落ちないんですよね。
レーシングZEROって本当に万能なホイールで普段使いにもレースにもヒルクライムにも、どんな使い方でも使える万能なホイールです。
CULT化に興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ(#^.^#)
フルクラム レーシングZEROカーボンのハブですが、通常はUSB(ウルトラスムースベアリング)という、ベアリングのみがセラミック仕様のものが装備されてます。
通常、セラミックのベアリングはグリスなどが必要ありません。しかし、そのセラミック球を受ける球受けなどでグリスが必要なので、結局グリスが必要になってくるのです。
しかし、せっかくのセラミックのベアリング。
重たいグリスを入れると、手で回すとグリスの重たさで重たく感じてしまい、セラミックなのに・・・ってなるので、低粘度のグリスを入れてる事が多いんです。
なので、そんなメーカーは雨の走行の度にオーバーホールしてくださいと書いてるメーカーも。
雨の走行が無くても日本は湿気が多い国。梅雨の期間とか湿気が高いので、そんなの毎回オーバーホールなんかしてられません。
しかしCULTは、トップグレードのBORA ULTRAやレーシングZEROコンペ(金太郎店長、愛用してます)などに採用されているシステムで、玉押し、玉受けまで特殊加工を施した物で、グリスなどが基本的に必要のない物となっております。
その為、回転は非常に軽くなめらかなのです。
カンパ公式テックラボによるとノーマルベアリングよりCULTベアリングのほうが約9倍滑らかな回転を実現できるというう発表になってるみたいです。
さて、早速作業の内容を。





めちゃくちゃカッコいいホイールですね。
さて作業です。

フロントハブはこんな具合。
ばらしていきます。

フロントに関しては5mmアーレンキー2本でここまでばらせます。
ばらしたパーツ。

そしてここからが重要。
専用工具でワンも外していきます。

これを叩いたりして外してるお店もありますが、絶対にしてはダメです。
ワンを外すとこんな具合。

中身はすっからかんです。カーボンのハブのボディだけ。
ここでCULTキットの登場です。この二つで45.000円(゜o゜)



2018年モデルのレーシングZEROカーボンは前後のサイズが違うので、フロント用とリア用があります。
2017年モデル以前のレーシング3とかは前後同じサイズですね。モデルによって異なります。
そしてワンとベアリングを専用工具で圧入していきます。


無事圧入も完了し、めちゃくちゃ軽く回るようになりました(#^.^#)
元々のUSBでも全然スムーズに回りますが、さらに軽く回るようになりました。
CULTは僕もレーシングZEROコンペで使ってますが、出足とかはそこまで実感がないものの、惰性で走ってる際に、なかなかスピードが落ちないんですよね。
レーシングZEROって本当に万能なホイールで普段使いにもレースにもヒルクライムにも、どんな使い方でも使える万能なホイールです。
CULT化に興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ(#^.^#)
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