やはり春ですね。
- 2019/03/03
- 00:33
自転車屋って冬場が暇で暖かい時期は忙しいのが普通で、例えば一般車中心の俗にいう「街の自転車屋」は春が忙しいのです。
どちらかというと春には入学や引っ越しなどの時期で自転車を買い換える事が多く、めちゃくちゃ暑くない夏場は暑さでパンクも増えるので修理も多くなります。
そしてスポーツ車専門の俗にいう「プロショップ」は暖かくなれば動くのは当然なのですが、モデルチェンジ時期の8月とか9月が忙しい感じですね。
で街の自転車屋とかプロショップとかって・・・当店はプロショップって言うお客様も多いですが、僕はバリバリの街の自転車屋だと思ってますしそうです。ただスポーツ車もそこそこできるし、経験も実は結構あります・・・と。
競技してた頃は、今年から加入のマトリックスの植益選手と実は同じ師匠で、植益選手は今だし、僕は25年前だし、その頃は現在のマトリックスの安原監督とかそんなレベルの選手が練習仲間だったり・・・。
金太郎はスポーツ車専門でもなく、ママチャリでも車いすでも電動アシスト車でも、ロードバイクでもDi2でもディスクブレーキ台座の切削でもブリーティングでも何でもお任せくださいのスタンスで、出来ない物はカンパの電動、これは講習を受けないといじらせてくれないというかパーツも入手できないはず・・・、後はマウンテンバイクのサスペンションのオーバーホールも。
まあ、ロックショックスとかFOXも扱ってないのでシールなども入手できませんしね~。
そのあたりでしょうか・・・。
そのあたりの話を詳しく書きたくなってきましたが、また今度・・・。
今日は朝からなんやかんやとバタバタと。
自転車がどんどん旅立ち、様々な整備が沢山。
そして14時頃には、某高校の自転車部のメンバーが大勢、え?何人居た・・・???6人?
卒業生追い出しライドとかで走りに行った帰りに寄ってくれて、店の中はワイワイガヤガヤ。
で、その中の一人の高校生。
彼はキャノンデールのディスクロード乗ってるわけですが、BBがやたらと重たかったり、BBから異音がしょっちゅう鳴ったり、何度も購入したお店に行ってたのです。
BB自体の圧入が曲がってたりで治してもらったり・・・。それでも何度も異音が出たり・・・。
その為、ずっとクランクとBBを交換したがってたのです。
しかしBBはBB30Aという規格。キャノンデールらしく独自規格。
これが問題で、BB30規格にドライブ側だけ5mm伸ばした規格なのですが、今までは保証の問題などもあり、クランクを抜くのもキャノンデールの独自のSIクランクも専用工具がないと抜けないんですね。
もちろん当店はキャノンデールなんか扱ってません。
なので、基本的には何もしてなかったのですが、ようやくBBとクランクをシマノに交換する事になったのです。
で、まず取り外し。
10mmアーレンキーでクランクネジを外し、専用のコッタレス抜きを持ってないので、スペーサーを加工してそれをはめて取り外し。
そしてスギノの連結式のセラミックBBを入れようと思ったのですが・・・・。
ん~?なぜか真っすぐ入らない・・・。
よく見ると、リアのディスクブレーキホースがこんな位置に・・・。

え・・・。何この状態。とても連結BB入れれないやん・・・。
よ~く見ると今までのSIクランクも軸がブレーキホース擦ってたのでは???
擦れた跡あるし・・・。
どちらかというと春には入学や引っ越しなどの時期で自転車を買い換える事が多く、めちゃくちゃ暑くない夏場は暑さでパンクも増えるので修理も多くなります。
そしてスポーツ車専門の俗にいう「プロショップ」は暖かくなれば動くのは当然なのですが、モデルチェンジ時期の8月とか9月が忙しい感じですね。
で街の自転車屋とかプロショップとかって・・・当店はプロショップって言うお客様も多いですが、僕はバリバリの街の自転車屋だと思ってますしそうです。ただスポーツ車もそこそこできるし、経験も実は結構あります・・・と。
競技してた頃は、今年から加入のマトリックスの植益選手と実は同じ師匠で、植益選手は今だし、僕は25年前だし、その頃は現在のマトリックスの安原監督とかそんなレベルの選手が練習仲間だったり・・・。
金太郎はスポーツ車専門でもなく、ママチャリでも車いすでも電動アシスト車でも、ロードバイクでもDi2でもディスクブレーキ台座の切削でもブリーティングでも何でもお任せくださいのスタンスで、出来ない物はカンパの電動、これは講習を受けないといじらせてくれないというかパーツも入手できないはず・・・、後はマウンテンバイクのサスペンションのオーバーホールも。
まあ、ロックショックスとかFOXも扱ってないのでシールなども入手できませんしね~。
そのあたりでしょうか・・・。
そのあたりの話を詳しく書きたくなってきましたが、また今度・・・。
今日は朝からなんやかんやとバタバタと。
自転車がどんどん旅立ち、様々な整備が沢山。
そして14時頃には、某高校の自転車部のメンバーが大勢、え?何人居た・・・???6人?
卒業生追い出しライドとかで走りに行った帰りに寄ってくれて、店の中はワイワイガヤガヤ。
で、その中の一人の高校生。
彼はキャノンデールのディスクロード乗ってるわけですが、BBがやたらと重たかったり、BBから異音がしょっちゅう鳴ったり、何度も購入したお店に行ってたのです。
BB自体の圧入が曲がってたりで治してもらったり・・・。それでも何度も異音が出たり・・・。
その為、ずっとクランクとBBを交換したがってたのです。
しかしBBはBB30Aという規格。キャノンデールらしく独自規格。
これが問題で、BB30規格にドライブ側だけ5mm伸ばした規格なのですが、今までは保証の問題などもあり、クランクを抜くのもキャノンデールの独自のSIクランクも専用工具がないと抜けないんですね。
もちろん当店はキャノンデールなんか扱ってません。
なので、基本的には何もしてなかったのですが、ようやくBBとクランクをシマノに交換する事になったのです。
で、まず取り外し。
10mmアーレンキーでクランクネジを外し、専用のコッタレス抜きを持ってないので、スペーサーを加工してそれをはめて取り外し。
そしてスギノの連結式のセラミックBBを入れようと思ったのですが・・・・。
ん~?なぜか真っすぐ入らない・・・。
よく見ると、リアのディスクブレーキホースがこんな位置に・・・。

え・・・。何この状態。とても連結BB入れれないやん・・・。
そもそもSIクランクもよく入ってたな・・・。
よ~く見ると今までのSIクランクも軸がブレーキホース擦ってたのでは???
擦れた跡あるし・・・。
これって普通に設計ミスやないの?って思ってしまうレベル。
なので、BBでネズミを飼ってるでは?って音が出てたのもこれが原因?・・・。
これはもう設計の問題でどうにもできなく、さてどうしたものか・・・・。
2万円もするBBを仕入れて取り付けれなくても、当店も困るし、とりあえずBBの連結部分のブレーキホースが当たる部分を削ってみるかって事で削る・・・。
しかし、駄目・・・。フレームの所でどうしてもホースが当たってしまう・・・。
しかし、SIクランクはもう戻したくないと。
で思案しか結果、よし!フレームに穴を開けよう!!!(笑)
いや、まあまあ本気で・・・・。
何種類かのドリルとヤスリなどを使ってフレームに斜めに穴を開ける。
フレームにまともに穴を空けるのは初めての経験?
良い子はマネしたら駄目です。
で、完成はこんな感じ。

ダウンチューブの下からブレーキホースの太さだけ斜めに穴を開けてチェーンステーの反対側にも穴を空けてブレーキホースを通しなおしてブリーティングして完成。
想像以上に素晴らしい出来上がり。
言わなければ絶対にわからない出来で、BBも無事に取り付け出来ました。
変速性能もR7000の105のクランクに交換した事により各段に変速性能が上がりました。
やはりキャノンデールとかの独自規格は色々と大変なのがわかり、いい勉強になりました(^^)
これはもう設計の問題でどうにもできなく、さてどうしたものか・・・・。
2万円もするBBを仕入れて取り付けれなくても、当店も困るし、とりあえずBBの連結部分のブレーキホースが当たる部分を削ってみるかって事で削る・・・。
しかし、駄目・・・。フレームの所でどうしてもホースが当たってしまう・・・。
しかし、SIクランクはもう戻したくないと。
で思案しか結果、よし!フレームに穴を開けよう!!!(笑)
いや、まあまあ本気で・・・・。
何種類かのドリルとヤスリなどを使ってフレームに斜めに穴を開ける。
フレームにまともに穴を空けるのは初めての経験?
良い子はマネしたら駄目です。
で、完成はこんな感じ。

ダウンチューブの下からブレーキホースの太さだけ斜めに穴を開けてチェーンステーの反対側にも穴を空けてブレーキホースを通しなおしてブリーティングして完成。
想像以上に素晴らしい出来上がり。
言わなければ絶対にわからない出来で、BBも無事に取り付け出来ました。
変速性能もR7000の105のクランクに交換した事により各段に変速性能が上がりました。
やはりキャノンデールとかの独自規格は色々と大変なのがわかり、いい勉強になりました(^^)