定休日明け
- 2023/11/15
- 22:10
今日は定休日明け。
朝、店に行くと修理で三人のお客様にお待ち頂いておりました。朝からありがとうございます。
そして今日は、ルイガノの「CITYROAM8.0」をお買い上げ頂きました。

ありがとうございます。
今日はお客様からでっかい柿を頂きました。

いつもお気遣いありがとうございます(^○^)
そして今日はこの子も取り掛かりました。

ちょっとSNSで書いたのですが、BBの件。
シマノの純正BB使ってる自転車のクランクは、ここまで削れてるものってあんまり見ないけど、
シマノ以外のメーカーのBB、特に「BB386 EVO」とか、シマノの純正BBで設定のない物ってやはり削れてるのが多い気がする。

もちろんBBもヘタってくると、シムとかが変形したりもするのでしょうが、シマノのPF86などと比較しても多い。
自転車選びする際は、本当にBBは重要だと思うという話。
そしてBBの件でちょっと考察してみましたが、
今回のBBとクランクはずっとこの組み合わせで使われてて、
削れ方を見ると、まずクランク取り付け部分の内側に傷ついてるのは、BBのベアリング部分にスペーサーを入れる訳ですが、
それがクランクと擦れて削れてる。

実際に、このスペーサーとクランクの接合部分が削れてる。(写真の赤線の部分)

ではなぜこすれるのか?
負荷がかからない状態だと軽く回る。
しかし負荷がかかると、ベアリングが回ってるけど、外のスペーサーが回ってないというのは構造上あり得ない(クランクとベアリングは直接触れてなく、このスペーサー越しに触れてる)ので、
そうなると、負荷がかかった際に、BBのベアリングがちゃんと回ってない事になります。
では何故回らないか?
・フレームが変形してBBに力をかけてBBが変形して回らなくなってる?
・BB自体の枠が樹脂でできており、負荷がかかった際に変形してベアリングが回らなくなってる?
普通に考えたら前者は考えにくく後者だと思います。
そしてスペーサーとクランクが擦れて、スペーサーも削れて薄くなるので、BBの本体部分にもクランクが接触しやすくなってしまう。(写真の青い線の部分)

そしてこのクランクは左側なのですが、クランクの傷を見た際に、明らかにBBのシェルの部分に擦ってて(写真の青い線の部分)、
しかもクランクが5~7時のあたりに来た時に一番削れてる。

しかし負荷がかかってない時にはスムーズに回り、隙間も目視で確認できる。

となると、やはりBB自体が変形しててクランクを攻撃してる。
しかも変形すると、ベアリングも変形してスムーズな回転が出来てない。
またこのBBは、BB386EVOで、BB内径は46mmとPF30と同じで、シェル幅は86.5mmです。
そしてシマノクランク用に、24mmの穴が開いてるわけですが、BB内径は46mmのBBはシマノでは販売が無く、PF86で41mmですよね。
この5mmの差は、シマノクランクには当然ながらそんな事は考えられてない訳で、そのあたりも影響ありますかね?
ただ、これも前から何度も書いてますが、BBにしても、プーリーにしても、負荷がかかってない状態でいくら回っても、負荷がかかった状態でいかに軽く回るかが大事で、
未だに、負荷が全くかかってない状態で、こんなに軽くいくらでも回ります~って謳ってるメーカーも多いですよね。
さてさて、明日は、シマノのクランク、代替品が2個来る予定。
クランクの点検予約も3件。
明日はクランクな1日になりそうです。
朝、店に行くと修理で三人のお客様にお待ち頂いておりました。朝からありがとうございます。
そして今日は、ルイガノの「CITYROAM8.0」をお買い上げ頂きました。

ありがとうございます。
今日はお客様からでっかい柿を頂きました。

いつもお気遣いありがとうございます(^○^)
そして今日はこの子も取り掛かりました。

ちょっとSNSで書いたのですが、BBの件。
シマノの純正BB使ってる自転車のクランクは、ここまで削れてるものってあんまり見ないけど、
シマノ以外のメーカーのBB、特に「BB386 EVO」とか、シマノの純正BBで設定のない物ってやはり削れてるのが多い気がする。

もちろんBBもヘタってくると、シムとかが変形したりもするのでしょうが、シマノのPF86などと比較しても多い。
自転車選びする際は、本当にBBは重要だと思うという話。
そしてBBの件でちょっと考察してみましたが、
今回のBBとクランクはずっとこの組み合わせで使われてて、
削れ方を見ると、まずクランク取り付け部分の内側に傷ついてるのは、BBのベアリング部分にスペーサーを入れる訳ですが、
それがクランクと擦れて削れてる。

実際に、このスペーサーとクランクの接合部分が削れてる。(写真の赤線の部分)

ではなぜこすれるのか?
負荷がかからない状態だと軽く回る。
しかし負荷がかかると、ベアリングが回ってるけど、外のスペーサーが回ってないというのは構造上あり得ない(クランクとベアリングは直接触れてなく、このスペーサー越しに触れてる)ので、
そうなると、負荷がかかった際に、BBのベアリングがちゃんと回ってない事になります。
では何故回らないか?
・フレームが変形してBBに力をかけてBBが変形して回らなくなってる?
・BB自体の枠が樹脂でできており、負荷がかかった際に変形してベアリングが回らなくなってる?
普通に考えたら前者は考えにくく後者だと思います。
そしてスペーサーとクランクが擦れて、スペーサーも削れて薄くなるので、BBの本体部分にもクランクが接触しやすくなってしまう。(写真の青い線の部分)

そしてこのクランクは左側なのですが、クランクの傷を見た際に、明らかにBBのシェルの部分に擦ってて(写真の青い線の部分)、
しかもクランクが5~7時のあたりに来た時に一番削れてる。

しかし負荷がかかってない時にはスムーズに回り、隙間も目視で確認できる。

となると、やはりBB自体が変形しててクランクを攻撃してる。
しかも変形すると、ベアリングも変形してスムーズな回転が出来てない。
またこのBBは、BB386EVOで、BB内径は46mmとPF30と同じで、シェル幅は86.5mmです。
そしてシマノクランク用に、24mmの穴が開いてるわけですが、BB内径は46mmのBBはシマノでは販売が無く、PF86で41mmですよね。
この5mmの差は、シマノクランクには当然ながらそんな事は考えられてない訳で、そのあたりも影響ありますかね?
ただ、これも前から何度も書いてますが、BBにしても、プーリーにしても、負荷がかかってない状態でいくら回っても、負荷がかかった状態でいかに軽く回るかが大事で、
未だに、負荷が全くかかってない状態で、こんなに軽くいくらでも回ります~って謳ってるメーカーも多いですよね。
さてさて、明日は、シマノのクランク、代替品が2個来る予定。
クランクの点検予約も3件。
明日はクランクな1日になりそうです。